愛犬も喜ぶ!ペットと暮らすなら導入したいウッドデッキ

愛犬も喜ぶ!ペットと暮らすなら導入したいウッドデッキ

愛犬も喜ぶ!ペットと暮らすなら導入したいウッドデッキ

近頃は、完全室内というスタイルで犬を飼っている人が増えてきました。散歩にはもちろん連れていきますが、それ以外はずっと家のなかだと、犬も暇を持て余してしまうかもしれません。

そこで家づくりで検討したいのがウッドデッキ。ウッドデッキは開放感があり、室内とは違った気持ちで過ごせるスペース。犬の居場所としてもぴったりです。

愛犬も喜ぶウッドデッキとは、いったいどんなものなのでしょうか。

ウッドデッキについて、知っておきたいポイントを説明していきます。

ウッドデッキとは?

まずは、ウッドデッキがどんなものかについて、見ていきましょう。

ウッドデッキは、リビングから突き出るように木材を組んだスペースです。建物の外にあるスペースなので、テラスと似ている印象を受けるかもしれません。

テラスとの違いは、「ウッドデッキは地面よりも高い位置に作られ、部屋と繋がれる空間」という点です。部屋と同じ高さまで木材が組まれて床になるので、リビングからそのまま出られるという特徴があります。

ウッドデッキの素材について

ウッドデッキという言葉からも連想できるように、素材は「木」です。

木とは言っても、自然のままの「天然木」、人工的に加工された「人工木」の2パターンがあります。犬を飼っている場合、「ウッドデッキにワンちゃんも出入りする」と考えながら、素材選びをすることが大切です。

犬目線で選ぶなら、ウッドデッキは「人工木」がおすすめです。

もちろん、自然の風合いを表現するなら、「天然木」という選択でもいいでしょう。

ただ、ウッドデッキの上で犬が過ごすときには、
・粗相をしてしまう
・よだれを垂らしてしまう
・食べ物をこぼしてしまう
など汚れるケースが多いです。

水分が浸透しやすい天然の木は腐食で傷むかもしれません。それに、犬は爪でガリガリとイタズラすることもあります。天然木が傷むリスクはもちろん考えられますが、「肉球に木材が刺さる」というケガの心配もあります。

犬が過ごす前提なら、“汚れにくさ”や“ケガのしにくさ”という観点から、樹脂製の人工木がいいでしょう。粗相をしても水分が染み込みにくいので、汚れても安心です。

「汚さないようにね」とピリピリ心配せずに、ワンちゃんをノビノビとウッドデッキで遊ばせられますね。

ウッドデッキの魅力

ウッドデッキにはたくさんの注目したい魅力点があります。人間にとっても使い道が広がることはもちろん、犬との暮らしでも便利なスペースです。

・もうひとつのリビング的な空間
ウッドデッキの高さは部屋と同じなので、すぐに出られて便利です。外とは言っても地面の上とは少し違って、座ったり、寝そべったり…と、自由な過ごし方ができます。部屋と外のいいとこどりのスペースですね。

・ティータイムを楽しむことも
ウッドデッキにテーブルセットを置けば、まるでカフェのような空間。晴れた日には、お外でお茶を飲むのも気持ちが良いものです。休日には、家族そろってウッドデッキで朝食をとるのも素敵です。

また、夜空の下でお酒を飲むという利用方法もできます。部屋のなかとは違った味わいが楽しめそう。贅沢なひと時を過ごせるでしょう。

・犬のくつろぎスペースになりそう
ウッドデッキがあれば、犬も気軽に日向ぼっこができます。散歩以外でも自然の風に触れられるため、ワンちゃんのくつろぎスペースとなります。ウッドデッキの上なら、犬自身の体も汚れにくいですよね。飼い主さんの目の届く範囲で、安全に“外”に触れられるところが魅力的です。

犬のために配慮したいこと

ウッドデッキで楽しそうな愛犬の姿を見るのは嬉しいですが、何も対策しなければケガのリスクも…。愛犬にも喜んでもらうウッドデッキを設置するなら、ワンちゃん目線で考えることが大事です。

・ウッドデッキ周りにフェンスを設ける
遊んでいる最中のワンちゃんは、周りが見えていないことも多いです。勢いあまってウッドデッキから落ちたり、外の景色を見て脱走したりする可能性もあります。

特に、超小型犬や小型犬の場合、人間にとっては何てことのない高さでも大きなケガを負うかもしれません。フェンスで囲って、ケガや逃亡を未然に防ぎましょう。

・屋根を設けると急な雨でも安心
ウッドデッキに屋根があれば、くつろいでいるときに急に雨が降っても濡れずに済みます。雨で散歩にいけなくても、屋根つきのウッドデッキで遊べるでしょう。

太陽の直接的な光をカットすることもできます。自然の風は涼しげで気持ちよいですが、夏場の日差しが強く熱中症になっては大変です。

また、ウッドデッキに採用されるダークブラウンなどの濃い色は、太陽光を集めて熱くなりやすいです。せっかくの日向ぼっこも、「熱くてくつろげない…」となっては残念ですよね。天候に関係なく楽しめるように、屋根を設けてあげるのも愛犬のための工夫と言えそうです。

・スロープの設置も
スロープがあれば、犬がウッドデッキから地面に降りることもできます。散歩から帰ってきたまま、ウッドデッキでくつろがせるのも楽ちんでしょう。

ウッドデッキの脇に階段を設けるという方法もありますが、スロープなら動きがスムーズです。段差の移動が負担になる高齢ワンちゃんにもおすすめです。